大学のサークルなどの部活動。
学校から予算は出ているものの、それぞれの用具などは個人負担がほとんどですよね。
シューズやウェアだけでなく、試合などに行くときの交通費や合宿費用など、あれもこれもお金が必要になります。
部活費用を払えないから部活を休んだり、休部したりというのは避けたいところですよね。
それでは、周りの人たちはどうやって学生生活をしながら部活費用を用意しているのでしょう。
ここでは一般的な部活費用の用意の仕方について紹介します。

大学の部活動やサークル活動での出費はその種類にもよりますが、毎月1万円くらいの出費で活動はできます。
ただし、仲間との付き合いでの飲み会に毎回参加していると、それらも合わせて毎月5万円もの出費になります。
飲み会を断ったり、活動にかかる道具などを先輩から譲ってもらったりして、日々の出費を抑えましょう。
お金がないなら自炊は必須です。
それでもお金がない場合は、アルバイトや奨学金などを活用してお金を用意しましょう。
詳細は本文を参考にしてください。
みんなの部活費用はどれくらい?
所属している部活やサークルによって、部活費用にどれくらいかかるか変わってきますが、大学生の平均としてはどれくらいの部活費用がかかっているのでしょう?
- 部費:0〜1万円/年
- 合宿費用:3万〜5万円/回
- 道具代:5千〜1万円/月
合宿費用が高いくらいで、部活費用はそれほど必要ないことがわかります。
ただし、部活やサークルに入っていると、活動費以外の出費が増えます。
その代表的なものが飲み会代です。
イベントがあるたびに飲み会が開催されますので、1回につき1万円くらいの出費で、1週間に1回ですと4万円は必要です。
もろもろの出費を合わせると、部活にかかる費用は1ヶ月で5万円前後です。
いくらアルバイトをしても、これは決して小さな額ではありません。
部活は純粋な部活費用よりも、飲み会代のほうが多くかかります。
友達付き合いなどもありますし、付き合いが悪いと言われたくない人は、飲み会を断ることが難しいですよね。
ただ、飲み会が生活を圧迫しているのであれば、対策を考えなくてはいけません。
合宿費用など、まとまったお金は普段から貯めておく
大学の部活、サークルでまとまったお金がいるといえば、定期的に行われる合宿です。
学生は休みが多いですから、合宿期間が長くなります。
宿泊期間が長い分だけ、参加費用も高くなります。
大学公認のクラブの場合は、大学所有の施設を借りれると安くなりますが、サークル活動の場合は、旅館やホテルに泊まるので割高になることが多いです。
合宿費用を工面する方法は、月並みですが、普段から貯めておくことです。
合宿が突発的に開催されることはありません。
実施時期に合わせて月々お金を用意しておきましょう。
足りない分に関しては、バイトするなどして補うようにしましょう。
部活が忙しくて普段の平日はバイトできないという場合、週末のみのバイトや、夏休みのリゾートバイト、郵便局の配達などが学生には人気です。

部活動や学生生活に、かかる出費を低く抑えるコツ
部活費用を払えないとなると、部活動に参加できなくなります。
そうならないためには、まず部活費用や生活費を低く抑えることが必要です。
どうすれば部活費用や生活費を抑えることができるのかについて、紹介します。
お金がない宣言をする
まずは、お金がないということを部活やサークルの同期に宣言しておきましょう。
決して恥ずかしいことではありません。飲み会などでは「ごめん、お金ないから行けない」と、何回か伝えるだけで、周りの人たちは飲み会に参加できないことを理解してくれます。
それでもきちんと部活動やサークル活動に参加していれば、仲間はずれになることはありません。「あいつはお金がない」そう認識されれば、毎月の飲み会代を大きく減らすことができます。
道具類は先輩に譲ってもらう
運動部ではシューズやウェアなども必要になりますが、それらの道具を先輩から譲ってもらいましょう。
部活やサークルの中には、新しいものをどんどん買うような人もいるはずです。そのような人に、古くなったものをもらいましょう。
そういったところから、先輩とのコミュニケーションも深くなります。部活やサークルで必要な道具にはできるだけお金をかけないようにしましょう。
食事は自炊とお弁当にする
部活費用を払えないほどお金がない場合は、外食やコンビニ食を控えるようにしましょう。1食500円に抑えても3食で1500円、1ヶ月で4万5千円です。
自炊を覚えれば、人によってはこれを1万5千円くらいにまで減らすことができます。
自炊を習慣づけしておけば、社会人になってからも金銭的に無理のない生活を送ることができます。付き合いで外食をするとき以外は、すべて自炊して出費を抑えましょう。
部活費用を払えないときにお金を準備する方法
部活動や生活にかかる費用を抑えても、なかなかお金に余裕ができないのが学生です。
そんな状況で、合宿費用やユニフォームの費用を捻出しなくてはいけなくなったら、どうすればいいのでしょう?部活費用を払えないときに、どうすればお金を準備できるのかについて紹介します。
短期バイトや日払いアルバイトをする
学生がお金に困ったときの王道は、やはりアルバイトです。
学業や部活動、サークル活動に忙しいかとは思いますが、必要なお金は稼ぐのが一番です。授業のない土日に、引っ越しなどの日払いアルバイトをすれば、1回につき1万円は稼ぐことができます。
奨学金を借りる
奨学金は本来、勉強するために使うものですが、学生生活を充実したものにするために使っても、何ら問題はありません。ただし、借りすぎると社会人になってからの返済が大変です。部活動に必要な範囲で借入額を決めてください。
カードローンでお金を借りる
アルバイトをする時間もなく、奨学金も借りられないという人は、カードローンでお金を借りましょう。
学生でもアルバイトなどの安定した収入があれば、カードローンでの借り入れが可能です。もちろん計画的に利用を心がけましょう。
まとめ 付き合いが大事だけど適度にする
部活動やサークル活動では、部活動そのものよりも、飲み会代などのお金のほうがかかります。部活費用を払えないほどにお金がないのであれば、「お金がない」と宣言して、飲み会への参加回数を減らしましょう。
部活やサークルに必要な道具は先輩から譲ってもらい、外食やコンビニ食を控えて、自炊をするなどして無駄な出費を抑えてください。
できるだけ出費をしない体質になれば、部活費用を捻出しやすくなります。
それでもお金を用意できないときには、短期バイトや日払いアルバイトをしてお金を稼ぐか、奨学金を活用して、お金を用意しましょう。
ただし、あまりに出費が多すぎる部活やサークルは、そのまま在籍し続けるのかも含めて考えるようにしましょう。