学生でも社会人でも20代前半はぎりぎりの生活になってしまい、公共料金の支払ができないくらいにまで追い込まれることがあります。いま中年となった人も、若い頃にガスや電気を止められた経験のある人も少なくないはずです。
とはいえ、ライフラインを止められるというのは非常に困った状態になります。昔と違って銭湯もありませんので、ガスを止められるとお風呂に入ることもできません。そうならないためにも、ここではガス代を払えないときの対処法について紹介します。

ガスは検針日から50日くらい経過したときに、未払いがあると止められてしまいます。ガスを止められると、お風呂やガスコンロを使えなくなるため、生活に大きな弊害が発生します。ガスを止められる前に支払いをしましょう。
ガス料金は2ヶ月分でも2万円を超えるようなことはありません。早い段階で親を頼ってお金を貸してもらうか、日払いのアルバイトなどをして、ガス代を準備しましょう。
詳細は本文を参考にしてください。
どのような状態になるとガスを止められるの?
ガスはライフラインですので、支払いされないからといって、即時停止というようなことはありません。ガス代を支払期限までに払わなかった場合は、ガス会社から連絡が入ります。それを無視していると、停止予告状が送られてくるのですが、それでもガス代を払わない場合にガスを止められます。
大手ガス会社の場合は、検針日から30日後がガス料金の支払期限で、50日後がガス停止の期限です。ガス会社によって多少の違いはありますが、全体としての流れはほとんど同じです。
ガスを止められそうになったときに、いつまでにガス代の支払いができるのか分かっていれば、閉栓を待ってもらえるケースがあります。ガス停止日の数日後に、確実に支払いできるのであれば、すぐにガス会社に連絡しましょう。
ちなみに、ガス代の支払いが遅れると滞納料金に対して延滞金が発生しますので、返済が遅れれば遅れるほど、支払い額は大きくなります。支払いを先送りにすると、ガスを止められるだけでなく、裁判沙汰になることもありますので注意してください。
ちなみに停められたガスは、未払いの料金を払い終えれば、最短で当日に開栓してもらえます。ガス代の支払いを行ったら、すぐにガス会社に連絡をして開栓してもらいましょう。
ガス代払えないと生活はどうなるの?
ガス代をすぐに払えばガスを使うことができますが、すぐに払えないほどお金に困っているから滞納しているわけです。ガス代を支払い終えるまでは、ガスのない生活を余儀なくされます。ガスのない生活とはどのようなものかについて説明します。
- お風呂に入れない
- 食事を作れない
ガス代を払えなくて困るのはこの2点だけです。お風呂は銭湯に行けばいいし、食事はコンビニや外食を使えばいいと思っている人いませんか?銭湯は1回に400円はかかりますし、コンビニやスーパーのお惣菜でも1食500円はかかります。
そんな出費に耐えられるくらいなら、ガス代も払えるはずです。ガス代は2ヶ月分の滞納だとしても、冬場なら1万5千円、夏場でも1万円以下に収まっているはずです。ガスがなければ、1日1900円の出費ですから、8日もしないうちに食費や銭湯代の出費のほうが高くなります。
夏であれば、まだ水シャワーで耐えられるかもしれませんが、冬は銭湯にも行けず、温かいシャワーを浴びることも出来ません。ガス代を払えない状態になると、このようなつらい思いをしなくてはいけません。延滞金も重なりますので、なんとかしてガスを止められる前に対処しましょう。
ガス代を用意する方法
ガスを止められると、とても苦しい生活をすることになります。それを避けるためにはなんとしてでもお金を用意する必要があります。ここではガス代を用意する方法について紹介します。
親を頼る
ガス代は滞納したとしても、2万円を超えるようなことはまずありません。これくらいの金額であれば、親を頼るのが一番簡単です。親に対して恥ずかしい思いもあるかもしれませんが、ガスを止められた後に頼るほうがもっと恥ずかしくなります。大事になる前に助けてもらいましょう。
日払いのアルバイトをする
1ヶ月分のガス代であれば数千円ですよ。それくらいであれば、休日に1日アルバイトをしただけで払うことができます。支払期限前の休日に日払いのアルバイトを行いましょう8時間働けば、時給800円でも6400円です。頼る人がいなければ、自分で稼いで危機を乗り切りましょう。
金融機関からお金を借りる
ガス代を払えないのが一時的なものであれば、金融機関から借りるというのもひとつの選択肢です。無計画にお金を借りるのは推奨できませんが、給料日になれば返済できるというのであれば、カードローンなどで借り入れするのは問題ありません。
最近は即日で融資を受けることができるカードローンもありますので、アルバイトをする時間もなく、誰も頼れないのであれば、金融機関からお金を借りて、ガスを止められる前に、ガス代の支払をしてください。
まとめ ライフライなので止められる前に支払いを
ガスはライフラインのひとつですから、止められてしまうと困った状態になります。お風呂やシャワーを使えなくなるだけでなく、ガスコンロも使えないため料理ができなくなります。銭湯や外食に支払うお金もないから滞納しているわけですから、生活はかなり苦しい状態に追い込まれます。
ガスは絶対に止められてはいけないライフラインです。親を頼ったり、日払いのアルバイトをするなどして、ガスを止められる前に、ガス代の支払いを済ませるようにしましょう。