遠征費用というと、まず好きなアーティストやアイドルのイベント、各地方をめぐるツアーが思い浮かびます。
さらにどうしても欲しいグッズ代もある…とにかく「遠くへいってでも応援したい!」という気持ちがわき上がりますよね。
後にも先にも、その時のパフォーマンスはその場限りなのですから、ファンとしては絶対に外せません。
どうしても行っておきたいし行かなければきっと後悔する!
そうわかっていても、遠方にいる方は遠征費用がなければ現地へ赴くことはできないんですよね…。
かといってDVDやブルーレイではその時の熱狂は味わえませんし、映像化されないイベントもたくさんありますよね。
そこで今回はいかに遠征費を安く済ませられるか、その方法を徹底的に洗い出してみました。
ライブ・コンサートの遠征費に
遠征の交通費や宿泊費に ネットで申込+審査通過後に自動契約機に行けば、平日14時過ぎでも、土曜日曜祝日でも、最短その日中に借りれます。 初回借入の翌日から30日間金利ゼロ円になります。 これはプロミスだけのサービスです。
プロミス
遠征費用には、移動費はもちろんのこと、宿泊費やグッズ代、観光費用や飲食代、お土産代など、さまざまなものが計上されます。
チケット代を節約することはできませんが、移動費や宿泊費は各種プランや割引を利用することである程度削減することができます。
新幹線の早特を利用したり、特急券や航空券とホテルがセットになったパックなどを利用しましょう。
更に節約したい場合には、カプセルホテルやネットカフェの利用も視野に入れてください。
どうしてもお金がかかる!遠征費の内訳
そもそも遠征費用にはどんな項目が含まれるのでしょうか。
これに関しては人によって含む・含まないが分かれることですので、代表的なものをピックアップしていきます。
項目 | 値段 | 備考 |
チケット代 | アーティスト・会場規模による | ライブハウスでは1drink代あり |
移動費用 | 往復1万円~ | 遠方であればあるほど割高に |
宿泊費 | 1泊2日約4000円~ | 立地やサービスによる |
グッズ代 | 800円~ | タオルやTシャツは少し高め |
ここに飲食代やその他の移動代、ついでに観光するのであればその費用や、お土産代を合算する方もいるかもしれません。
チケット代に関しては2000円+1drinkなどの小規模のライブハウスイベントから、8000円以上かかるドームライブまで様々ですが、遠征する以上は絶対に節約することができない固定費です。
またグッズ代に関してはその時の自制が求められますが、特にペンライトやタオルなどはライブイベントに行く以上必需品といって過言ではない昨今です。
持参するのが望ましいですが、忘れてしまった場合には素直に遠征費用に計上しましょう。
グッズ代の相場はどのくらい?必ず買うもの、買わないもの
ところで、みなさんは遠征するにあたり、グッズ代としてどれくらい持っていきますか?
ライブ会場で購入するタオルやTシャツは少しお高めですが、その場の空気や限定と言われるとつい購入してしまいますよね。
では、実際ライブ会場で販売されるグッズ代の相場はどれくらいなのでしょうか。
表にして一覧でまとめてみました。
グッズ | 価格相場 |
Tシャツ | 3,000円~4,000円 |
タオル | 1,500円~3,000円 |
スマホケース | 2,000円~3,000円 |
ラバーバンド・リストバンド | 500円~2,000円 |
ストラップ | 1,000円~2,000円 |
ポスター | 1,000円~2,000円 |
パンフレット | 4,000円~5,000円 |
エコバッグ | 1,000円~3,000円 |
会場限定ペンライト | 2,000円~3,000円 |
このように、最高額で全部購入するとなんと27,000円にもなります。
どうしても遠征費を抑えたいのであれば、事前発表されるグッズの中で欲しいものだけを選定する必要があります。
しかし、熱心な追っかけであれば全購入は当然…と考えている人も多いかもしれません。
というわけで、やはり削れそうなのは移動費用・宿泊費となります。
削りやすい!移動費用・宿泊費の節約方法
それでは移動費用や宿泊費を削るにはどのような方法が考えられるでしょうか。
夜行バスを利用+ホテル付もあります!
一番に思いつく方法としては、やはり夜行バスを利用した遠征ですよね。
前日深夜から出発し、翌朝早朝に現地に到着。
その日1日を思いっきり楽しんで、当日深夜からまた出発して帰る…。
そんな弾丸ツアーは、若いうちに経験した方も多いのではないでしょうか。
東京⇔大阪間であれば、うまくすると1万円以下に移動費を抑えることができます。
また夜行バス+カプセルホテル宿泊付でプランを提供している旅行会社もあります。
体力に自信アリという方はぜひ活用しましょう。
しかし、身体的にムリがある場合や、体調が少しでもよくない場合にはオススメできません。
住んでいる土地が地方であればあるほど乗車時間も長くなります。
交通状態によっては大幅な遅延があることを念頭に置いておきましょう。
各種交通機関+ホテルパック・ツアーを利用
一番有名なのは新幹線+ホテルのお得なツアーですよね。
東京→大阪なら、ホテル付のプランで大人1人あたり27,600円からのプランもありました。
(時期や曜日、時間帯などによって大きく差があります)
行きと帰りで別々に新幹線の切符を買って、ホテルを探すことも考えるとかなり費用を節約できそうですね!
また航空券+ホテルのプランであれば、東京→北海道で大人1人あたり26,800円と、非常にリーズナブルな価格で遠征が可能です。
注意したいのは、こういったパック・ツアーは「2人以上から」の指定がある場合が多いことです。
また繁忙期シーズンの土日や、遠征当日が迫ってからの予約では価格が高騰している場合もあります。
遠征することが決まり次第予約状況をチェックしておきましょう。
新幹線に安く乗車してグッズ代を捻出!
上記のようなパックやツアーを利用せず、かつ新幹線を利用する場合に、可能な限り安く新幹線に乗る方法を表にまとめました。
項目 | 利用方法 | 主な特徴 | 運行区画 |
EX予約サービス | ネット予約可 | 早特プランが豊富 | 新大阪~東京など |
ぷらっとこだま | ネット・電話・来店で予約 | 最大-3,840円 | 新大阪~東京 |
えきねっとトクだ値 お先にトクだ値 |
ネット予約限定 | 25%~35%OFF | JR東日本・JR北海道など |
スーパー早特往復きっぷ | 2名以上から電話予約 | -3000円以上 | 新大阪~九州間 |
トクトクきっぷ | 2名以上から電話予約 | こだま往復きっぷ | 西日本の各駅 |
エクスプレス予約サービスへの入会はもちろん、出発地によっては35%OFFもされる場合がある新幹線の各種割引を有効活用しない手はありません。
ちなみに東京~新大阪間でもっと安価なのは、EX予約のなかの「一緒に☆こだま早特」。
- こだま号乗車
- 2名以上の利用
- 3日前までの予約
で利用でき、お値段はなんと一人あたり9,900円と1万円をきります。
こだま号は各駅停車のため4時間ほど乗車時間があるのですが、到着時間を気にしない場合にはぜひ利用したいプランですね。
カプセルホテル・ネットカフェの利用
宿泊施設に困っているときは、積極的にカプセルホテルを利用しましょう。
男性1人であれば1泊1,500円から泊まれるホテルもあります。
充実したサービスを提供してくれる、綺麗で大きなカプセルホテルも増えてきています。
しっかりとお風呂に入ってスッキリしたい方にはぜひお勧めしたいところです。
また、シャワーで大丈夫、もっと安くしたい方にはネットカフェを利用してください。
無料でブランケットやアイマスクを借りることができたり、リクライニングチェアが常備されているネカフェも多いです。
1,500円以下でパソコンや漫画付、シャワーの利用もできるので快適ですが、しっかり睡眠を取りたい方には向きません。
それでも遠征費用が足りない場合
では、上記のような方法を駆使しても遠征費用が工面できない場合にはどのような解決策が考えられるでしょうか。
仲間を募って自動車で移動する
移動費を節約するには、同じ場所へ向かう仲間を集めて一度に車で移動してしまうのがよいでしょう。
高速代やガソリン代なども割り勘で比較的安く済ませることができますし、何よりも同志です。
自発的な行動とコミュニケーション能力さえ求められますが、遠征のためならそのくらいの行動力はあって然るべき…。
とはいえ、シャイな性格の方にはかなり難易度の高い方法です。
車やドライバーを見つけることも踏まえると、相当な労力が必要になりそうですね。
友人宅に泊まる
遠く離れた土地に友人がいる場合には、宿泊先として利用させてもらえないかどうか頼んでみることも考えてください。
相手が一人暮らしの場合は比較的頼みやすいですね。
また実家の場合であっても、ご家族の都合や部屋利用のことなども考え、遠征が決まった段階で相談を持ち掛けておくとスムーズでしょう。
どちらにせよお菓子などの手土産を持っていくのが一般的です。
お金を借りる
固定費以外のお金をどうしても削れない場合には、お金を借りるということも頭によぎることでしょう。
実際冒頭でもお話したように、そのアーティストのパフォーマンスはその時、その場限りのものです。
お目当ての方がいつ表舞台から姿を消すか、いつ突然いなくなってしまうかわかりません。
「どうせまたイベントをするだろう」「いつか行けるだろう」と考えていると、本当に次がなくなってしまう可能性すらあるのです。
しかし、そのイベントはあなたが本当にお金を借りてでも行きたいものでしょうか。
お金を借り入れて行ったそのイベントを、心の底から楽しむことができるでしょうか。
お金を借りるにあたっては、返済シミュレーションや毎月の返済額の設定などが重要です。
どうしても、どうしても、という場合の最後の手段として残しておくようにしてくださいね。
まとめ:移動費を削減してイベントを思いっきり楽しもう!
遠征費用の内訳をしっかりと残している方の多くは、
- 「飲食代がかさんでしまった」
- 「思いがけずグッズを買い込んだ」
- 「バスに乗り遅れてもう一度チケットを取った」
など、自制とハプニングを記録されていることが多いもの。
遠征にはハプニングはつきものです。
イベントの時間が長引いてしまったり、欲しかったグッズが目の前で売り切れたり…。
本当にお金を使うか否か、様々な火種があちこちに潜んでいます。
そんな突然の出費にも対応できるよう、まずは削減できる移動費をしっかりと管理して、思いっきりイベントを楽しむようにしましょう!