冷暖房の使いすぎで、電気代が大きく跳ね上がってしまい、電気代が払えなくて困ることありますよね。とはいえ、電気代を払わないと電気を止められてしまいますので、生活がとても不自由になります。ライフラインのうち、電気だけは絶対に止められないようにしたいところです。
ここではそんな大切なライフラインである電気を止められてしまうと、生活をする上でどのような不都合が発生しするのかについて説明します。また、電気代を払えないという状況を回避するための方法についても紹介します。
このページでわかること
電気代を払わない状態が、検針日から50日まで続くと滞納扱いになって、催促状や「送電停止のお知らせ」が送られてきます。電気が止まると生活ができなくなりますので、必ず検針日から50日以内に支払いを行いましょう。
お金がない状態では払うことができませんので、家族や兄弟からお金を借りてでも、電気代だけは払いましょう。親や兄弟を頼れない場合は金融機関から借りることも検討しましょう。
詳細は本文を参考にしてください。
どのような状態になると電気を止められるの?
電気代を払わないで滞納を続けると、電気を止められます。電気を使えなくなると、日常生活をすることが困難になります。それでは、どんな状態になると電気を止められてしますのでしょう?
ここでは電気代を払えないとき、どこまで滞納すれば電気を止められるのかについて説明します。
電気を止められるまでに日数は電力会社によって違います。東京電力の場合は、検針日から60日が目安ですが、関西電力の場合は51日目以降に電気を止められることもあります。どの電力会社でも共通しているのは、停止の数日前に「送電停止のお知らせ」が送られてきます。
電気代は検針日から30日目までが早収期限日で、一般的にはこの期間までに支払いを行います。どうしても支払いができない人のために、その後20日間の猶予期間を設けています。この期間に支払うときには延滞金を払わなくてはいけないケースもあります。
猶予期間を過ぎると、上記にあるように「送電停止のお知らせ」や催促状が送られてきて、電気を止められます。電気を止められたくなければ、少なくともこの猶予期間の間に支払いを終わらせておきましょう。
電気代払えないと生活はどうなるの?
それでは実際に電気代を払えない状態になり、電気を止められた場合、生活にどのような影響をあたえるのでしょうか?
- すべての家電が使えなくなる
- スマホの充電ができなくなる
- 夜間の明かりがなくなる
家電のすべてが止まってしまいますので、夏場に電気が止まると、冷蔵庫の中の食品はすべて腐ってしまいます。冷凍食品もすべて使えなくなりますが、当然電子レンジも使えませんので、それらの食品は捨てるしかありません。
スマホの充電もできませんので、ライフラインがふたつ消えてしまいまいますそして夜は室内が真っ暗になり、家の中での活動は一切できなくなります。
ちなみに電力会社によっては、送電停止を遅らせてくれることもあります。例えば、送電停止予定日の数日後に支払いができるなどの確約ができる場合は、停止延長の相談に応じてくれることもあります。
電気を止められてから相談しても対応してもらえませんので、支払い期限までに払えないときは電力会社に早めに相談するようにしましょう。
電気を止められると、支払いをするまで電気は止められたままです。電力会社の指示に従って、電気代の支払いを行えば、入金から2時間くらいで送電が再開されます。ただし、地域によっては1日以上かかることもあります。
寒さや暑さが厳しい日に電気を停止されると、命にかかわることもありますので、送電停止にならないように気をつけてください。
電気代を用意する方法
電気を止められないようにはしたくても、電気代は1万円近くにもなることがあります。給料が少なくて、思わぬ出費があるときには、電気代を用意できないということがあります。そういうときにすぐに電気代を用意する方法を紹介します。
家族や兄弟からお金を借りる
困ったときに頼りになるのは家族や兄弟です。電気代を払えないということを知られたくないという思いもあるかもしれませんが、変な意地を張って電気止められても困ります。
ライフラインとして、絶対に止められないようにする必要があります。恥を忍んで、家族や兄弟に助けを求めましょう。
他の支払いを先送りする
何を置いても電気だけは止められないようにしなくてはいけません。クレジットカードの支払いなどがあれば、リボ払いに変更するなどして、お金を確保しましょう。
まずは支払いがあるものすべてをリストアップして、先送りできそうなものと、絶対に滞納できないものにわけてください。先送りできるものは出来る限り先送りして、電気代を確保しましょう。
金融機関からお金を借りる
借金に抵抗がある人もいるかもしれませんが、返済の計画が立てられるのであれば、借金も有効に利用すべきです。カードローンなどの金融商品を使って、電気代の支払いに備えましょう。
まとめ 日常生活に支障をきたさないために
電気代を滞納すると電気を止められてしまいます。電気を止められると、日常生活がまったくできなくなりますので、電気代の滞納だけは避けるようにしましょう。特に夏場や冬場は室温管理がまったくできなくなると命にかかわるおおきなトラブルに繋がります。
電気は検針日から60日前後で止められます。そうならないように、家族や兄弟、もしくは金融機関からお金を借りてでも電気代だけは支払ってください。他の支払いよりも電気代を最優先して滞納しないように心がけましょう。