お金がないときのデート代って本当に死活問題ですよね。
彼女相手だと、率先してお金を出してあげたいという気持ちはヤマヤマでしょうが・・・。
しかし割り勘というと「うわ、そんなにお金ないの…?」と不安に思われて、最悪破局してしまいかねません。
付き合いたての関係なら、なおさら言い出しにくいですよね。
また、結婚を前提にしているのなら、「彼女にお金がないと思われたくない」という世の男性は多いのではないでしょうか。
ここではデートにかかる費用の平均値、お金がないときにできる節約デート案や、それでもお金が足りない場合の解決策についてまとめていきます。
お金がなくても十分に楽しめるデートプランはたくさんあります。
外でデートするか、家の中で遊ぶか、少しでもお金がかけられるようであれば動物園など、入場料の安いデートスポットがおすすめです。
彼女との金銭感覚を充分摺り合わせて、お互いに気兼ねなくお金のことを話し合えるパートナーとの関係性を築いていきましょう。
それでも、今日は大事なデート!という日には、カードローン等でお金を借りて、その日のうちに間に合わせましょう。
デートにかけるお金の平均はどれくらい?
2014年12月の「フレッシャーズのアンケート調査」によると、男女におけるデート代の平均額は以下のとおりになっています。
参考:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/10107
負担額平均 | 最高金額 | |
男性 | 8,223円 | 50,000円 |
女性 | 3,949円 | 28,000円 |
このうち男性が負担する費用の内訳は、
- ランチ
- ディナー
- ホテル
- ガソリン
- カラオケ
- 交通費(遠距離恋愛の場合)
などが大半を占める結果になりました。
特に割高になっているのは遠距離恋愛における交通費のようです。
それでもランチには二人分で2000円、ディナーには6000円~1万2000円など、彼女の前とはいえ5万円もかかるようなデートを何度も続けてはいられませんよね。
でも彼女とはできるだけ毎日のように一緒にいたいですし、「基本は男が払うもの」などの辛いイメージが定着している場合にはやむなし、というケースもあります。
節約デート特集!お金をかけなくてもできるデート
それでは、お金をかけなくても彼女と楽しめるデート案について模索していきましょう。
ポイントとしては彼女に「もしかしてお金ないの?」と思われないこと。
家でできることと外でできることを別々にまとめてみました。
外でできる節約デート
公園デート
公園デートといえばピクニック!
手作りのお弁当を持ち寄ってのんびり過ごす…というのがド定番ですが、やっぱり子どもができてから家族そろって出かける候補、という方が多い様子。
せっかくのランチもコンビニで買ったものでは意味がありません。しかし彼女に作ってもらうときには、変にハードルを上げ過ぎないようにしてあげてください。
また公園で遊ぶ道具としては、ボールやバトミントン、フリスビーなどがあれば十分楽しめますが、1000円以内で入場できるアスレチック施設なども魅力的です。
たとえば東京都にある「平和の森公園」は、大人は360円で入場可能。
本格的なフィールドアスレチックコースではくたくたになるまで遊べると評判です。
参考:https:/www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/heiwanomori.html
関西方面では、大阪府高槻市にある高槻フィールドアスレチック。
大人は700円で入場でき、3時間かけて「史跡コース」または「民話コース」の本格的なアスレチックを楽しむことができます。
またアスレチックができない方は300円でモノレールに乗ることができるため安心です。
このように、一概に公園デートといっても楽しみ方はさまざまです。
もちろん公園に散歩にいったり、写真が好きな方は季節の花々を撮ってみたり、のんびり過ごすという手もありです。
子どもができてからもデートでいった経験が役立ちそうですよね。
オフシーズンの海へいく
夏のレジャーのイメージが強い海ですが、春先や秋になってからのオフシーズンには砂浜ががらんと空いていて、のんびり散歩するにはうってつけのスポットです。
ちょっとドライブして海に行こうか、と文章にしてみるとなかなかオシャレで恥ずかしい誘い文句です。
無料の展示会・ギャラリー
実は無料の展覧会やギャラリーなどのイベントは、無料で入場できたり、かかっても数百円ということがほとんどなんです。
こうした情報はネット上で検索できる地域もありますので、ぜひ活用してみてください。
動物園・水族館・博物館・美術館
どうしても入場料や入館料がかかる場合がありますが、デートスポットとしては定番の動物園、水族館や、博物館に美術館。
そこで、1000円以下で入場できるデートスポットを調べてみました。
園・館の名前 | 大人ひとりの料金 | 備考 |
上野動物園 | 600円 | 年パスは2,400円 |
こども動物園 | 無料 | 大人でも大丈夫 |
井の頭自然文化園 | 400円 | 動物園・水生物園がある |
天王寺動物園 | 500円 | 近くに美術館もあり |
京都大学白浜水族館 | 600円 | アクセスがちょっと大変 |
大阪市立美術館 | 300円 | 月曜日は休館日 |
咲くやこの花館 | 500円 | 大阪の植物園 |
上記のとおり、調べるだけでもかなりたくさんのスポットがあることがわかりました。
博物館は専門性が高いところですので、彼女との趣味が合う場合に候補に入れておきたいですね。
また海遊館やサンシャイン水族館、鳥羽水族館などの人気のデートスポットは、入館料が軒並み2000円を超えるほか、休日の昼間は混雑して大変なことになっていますので避けたほうがよいでしょう。
図書館
できるだけ静かにデートしたい場合や、お互いがそばにいるだけでいい…というような悟りきったカップルの場合は、図書館に行くのもいいですね。
ふらっと自転車に乗って向かったり、図書館にいく道すがらに今度行きたい場所を見つけておいたりと、なかなか夢が広がります。
モデルルームの見学
将来的なことを考えたい、深めたいときにはモデルルームの見学に行くのはどうでしょうか。
子どもができたらとか、ここにどんな家具を置くとか、二人の夢がガンガン広がります。
彼女との価値観の差や、共通している住まいの意識も把握するチャンスです。

家でできる節約デート
料理
将来パートナーが仕事に従事したとき、彼女が食事を作れなくても夫が自分で献立を考えられる、というのは大きなアドバンテージです。
互いに料理の腕を競い合う必要はありませんが、二人でキッチンに立ったりするだけで楽しくなってしまうもの。
さらに「冷蔵庫の残りで献立をつくる」「一週間分の献立を考えて買い物をする」「お互いの好き嫌いを把握する」などなど、今後の生活には欠かせない意識を育むことができます。
特に料理を任せきりにしているときには実行したいデートプランですね。
映画鑑賞
先ほどあげた図書館では本だけでなく、DVDの貸し出しをしていることはご存知の通り。
そうでなくてもレンタルショップで大量に映画を借りて、ひたすら鑑賞するというのもいいかもしれません。
一人では見られないようなホラー映画や、ネットの情報からつい敬遠してしまっていた映画など、彼女と二人でなら気兼ねなく見られそうです。
またアマゾンプライムやhuluなどの、ある程度お金はかかるものの人気の映画やドラマ、アニメが見られるサービスに登録しておくとより一層楽しめますね。
それでもデート代がないときの解決策
では、上記にあげたようなデートではなく、やっぱり外に出てご飯を食べたり、人気のテーマパークに行きたい!という場合にはどうすればよいのでしょうか。
割引やクーポンを活用する
テーマパークやアミューズメント施設においては、バースデー割引やネット割引がある場合があります。
また飲食店においても、特にチェーン系列が出しているスマホアプリをインストールしておけば、割安になるクーポンが入手できることがあります。
よく行く店やテーマパークは要チェックしておきましょう。
年間パスポートを買っておく
また年に何度も同じテーマパークに行く場合には予め年間パスポートを購入しておく、という手もあります。
この場合彼女のぶんも購入しなければいけないかも、という不安がありますが、USJではクレジットで12回払いできるなど、なかなか考えたことをしてくれています。
とはいえディズニーリゾートの年間パスポートは、二人分買うだけで眩暈がするような金額になります。あまりオススメはできません。
素直にあきらめる
引き際は肝心です。もうどうにもならないときは素直に白状してしまいましょう。
ただそれで離れていく女性とそうでない女性かで、あなたの彼女に対する思いは変わるはずです。
あとは割り勘にしてみたり、できるだけ節約したデートを楽しんだり、付き合い方はあなた次第です。
どうしてもデート代が必要な時のお金を借りる方法
彼女の誕生日や、記念日など、どうしてもお金をかけてデートしたい時もありますよね。
そんな時「諦める」とか言ってる場合ではありません。
予算高めのデートの場合は、お金を借りてなんとかする他ありません。
そんな時に検討したい、お金の借り先について考えてみたいと思います。
- 親・家族に借りる
- 同僚・友人に借りる
- カードローンで借りる
親・家族に借りる
あまり使いたくない方法ですが、一番堅い方法です。
- 利息はない
- 返済期限はない
- 督促もない
狙い目は、おじいちゃん、おばあちゃんです。
遠方に住んでいない限り、家族に頭を下げて工面してもらうというのが、一番良い方法でしょう。
同僚・友人に借りる
家族と折り合いが悪い、遠くに離れていて、いちいちお金の相談をしている場合じゃないという時は、気心しれた同僚や友人に頼むのも良い方法です。
ただし、心理的なハードルは家族に借りるときより上がります。
何より、同僚や友人との関係性が大事になります。
個人間の場合は、借用書のやりとりをしないことが多いです。
例えば10万円以上借りるようなちょっとまとまった金額の借金の場合には、誠意を見せる形で借用書を交わしてもいいでしょう。
家族以外の個人に借りる場合は、関係性を壊さないための十分な配慮が大切です。
カードローンで借りる
利息はかかり、遅延・滞納は許されませんが、最も簡単な借り方です。
誰かに気を使うということもありません。
金利が気になるところですが、大手消費者金融の多くは初回利用で金利ゼロ円のサービスを実施しているので、翌月の給料で一括返済というのであれば、利息のことも気にする必要はありません。
どうしても彼女を連れてどこかへ行きたい…けどお金がない。
そんなときにはキャッシングでお金を借りてしまうというのも一つの方法です。
ただし、彼女にはバレないようにしたいところです。
余談ですが、お金を借りさせてでもデートしたい、という女性は明らかに何かネジが飛んでいます。
よっぽど余裕がなく、明日の生活さえ苦しいと思うようなとき、人は冷静でいられなくなります。
どうしてもお金を借り入れるときには、必要な分だけを、返すことができる範囲で借り入れるようにしてください。
まとめ:安くてもデートはできる。パートナーとの共通感覚を大切に
彼女とのデートプランは見つかったでしょうか。
お金をできるだけかけずにデートをする、というのは極めて難しい問題です。
彼女に悟られてもアウト、お金がないのではと疑われてもアウト、かといって疲労させてもアウト。トリプルアウトです。
割り勘を喜んで受け入れてくれたり、自分から会計時に財布を取り出してくれたりする女性は、歳を重ねるにつれて少なくなっていく傾向にあります。
将来のことを考えている方は、金銭感覚のすり合わせはもちろんのこと、お金について気兼ねなく相談できるパートナーを選んでくださいね。