どうしてもバイクが欲しくて、バイクローンを組んで購入したものの、思わぬ出費などでローンの支払が苦しくなるようなことがよくあります。特に若い人たちはそれほど高い給料をもらっているわけではありませんので、毎月の生活だけでもギリギリですよね。
とはいえ、生活が苦しいからという理由で、ローンの返済を滞納してもいいというわけではありません。滞納をしてしまうと、大切な愛車を引き上げられてしまう可能性もあります。ここではそんなバイクローンを払えないときの対処方法について紹介します。

バイクローンを払えない状態になると、まずは催促されますが、この段階でバイクを回収されることはほとんどありません。何度も催促を無視していると、強制的にバイクを引き上げられます。
そうなる前に、まずはローン会社に相談しましょう。バイクに維持が難しいようであれば、バイク買取業者経由で買い取りをしてもらうという選択肢もあります。
バイクを手放したくない場合は、副業をするか親を頼って、毎月の返済に困らない環境を整えましょう。
詳細は本文を参考にしてください。
バイクローンを滞納するとどうなるの?
バイクを購入するときにお金がなくてローンで買ったものの、思わぬ出費がかさんで、バイクローンが払えない。そんなとき焦りますよね。滞納でバイクをすぐに引き上げられてしまうのではないかと気が気でないものの、お金は用意できない。
もしバイクローンを払えない状態になって滞納してしまったら、バイクはどのタイミングで引き上げられてしまうのでしょう?
バイクローンは基本的に口座引き落としか、カード払いになっているかと思います。もし口座に残金不足になって引き落とせなかったとしても、この段階では滞納扱いにされることはまずありません。何かトラブルがあって、口座に入金できていないというのはよくあることです。
ただし、ローン会社から連絡はあります。期限を決めて再度引き落としになるのか、振込用紙での入金になるのかはローン会社によって違いますが、そこで定められた期限が支払いのリミットです。ここを過ぎると滞納扱いなると覚えておきましょう。
ただし、何度も引き落とせないことが続くと、ローン会社も厳しい対応をしてきますので注意しましょう。
滞納扱いになっても、もちろん催促は続きます。その催促を無視しているとバイクを引き上げられることになります。バイクは自分の持ち物だから、そんなことさせないと反発したくなりますが、実はローンの支払いが終わるまでは、バイクはローン会社の持ち物です。
車検証の所有者の欄を確認してみましょう。おそらくローン会社かバイクの販売店になっているはずです。ローンを払い終えるまでは、バイクは自分の持ち物ではないため、滞納を続けると強制的に持ち主が回収するというのが一連の流れです。
ローン会社は引き上げたバイクを売却して、ローン残高に充てます。それでも不足する場合は、不足金を一括請求されます。
バイクローンを払えないときの対処方法
バイクは生活の一部になっているから、回収されると困る。そういう人も多いかもしれません。そんなときの対処方法について紹介します。
ローン会社に相談する
もしバイクローンを払えないのが一時的なら、ローン会社に相談をしましょう。今月どうしても払えないということを伝え、対処方法があれば教えてもらいましょう。ローン会社にもよりますが、金利分だけの支払いとしてくれることもあります。
対応はローン会社によって様々ですが、こちらから連絡すれば、対応できる範囲内で対処方法を提案してくれます。払えないことが確定した段階でローン会社に相談しましょう。
バイクは売却できる?
お金がないからバイクを売却してしまおう。そう思う人も多いかと思います。すでに紹介しましたように、バイクの所有者はローン会社か販売店です。このため自分で勝手にバイクを売ることはできません。
ところが、バイク買取業者の残債ローンを利用すると、ローンの借り換えという形でバイクの売却ができます。
- バイク買取業者に買取依頼
- バイク買取業者がローン会社に残債を支払う
- バイク買取業者がバイクを買い取り
ローン残債よりも売却額のほうが高ければ、ローンは完済となり手元にいくらかの現金が残ります。反対にローン残債のほうが高い場合は、差額をバイク買取業者に支払います。
バイクローンの費用を準備する方法
バイクは絶対に手放したくない。そういうときは、なんとかしてローンの返済費用を用意しなくてはいけません。しかも一時的なものではいけません。今回支払いをしのげても、来月にはまた返済日はやってきます。継続的にバイクローンの費用を準備する方法を紹介します。
日払いアルバイトで副業をする
会社で副業禁止になっていなければ、週末に日払いアルバイトを行いましょう。1日5000〜8000円は稼げますので、1ヶ月に4回だとしても、最低2万円は確保することができます。休日まで働きたくないと思うかもしれませんが、通常の仕事と違いますから意外と新鮮な気持ちで楽しめます。
親にお金を借りる
ローンを払えないというのを親に言うのは恥ずかしいかもしれませんが、きちんと返済することを約束して、ローン残債の一括払いをお願いするのは決して珍しいことではありません。必要以上に利息を支払う必要がありませんので、返済総額も抑えることができます。
カードローンでお金を借りる
副業もできないし、親からもお金を借りられない。それならば頼るべきは金融機関です。ローンの借り換えにしかなりませんが、低金利なカードローンを利用できれば、返済総額を減らすこともできます。月々の返済額が少ないカードローンであれば、返済を楽にすることもできます。
まとめ 督促を無視すると回収されることに
バイクローンを払えないからといって、すぐにバイクを引き上げられるわけではありません。段階的に催促され、それをすべて無視していると、バイクを回収され売却されてしまいます。
バイクの名義はローン会社か販売店になっていますので、基本的には勝手に売却できません。まずはローン会社に返済できないことを事前に連絡して相談して、それでもなんとかならないときは、バイク買取業者を利用しての売却を検討しましょう。
バイクを手放すわけにはいかないという場合は、副業をしたり、親に一括払いしてもらったりして、継続的に返済できる環境を整えましょう。